『Amour 』観てきました

先日 久々にひとりで映画に行ってきました。

カンヌ映画際のパルムドールをとったミヒャエル・ハネケ監督の『Amour』です。

邦題は「愛、アムール」です。

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パリで悠々と暮らしていた音楽家夫妻。

妻の病いをきっかけに、今までの生活を失っていきます。

老老介護にの現実をとても淡々とシンプルにそして残酷に映し出します。

監督は2度目のパルムドールを取ったらしく、確かにすごい映画だと思いました。

妻役を演じているのはエマニュエル・リヴァ。

『ヒロシマモナムール』という戦後の広島で撮影されたフランス映画に出ていた女優さん。

もうとっくに80歳を超えていらっしゃるようですが、気高い音楽家から病に正気を失っていく様を

熱演されていて、素晴らしい!

そして夫役はジャン・ルイ・トラティニヤン。

わたしが大好きな映画『男と女』でレーサーの役をしていた方です。

男と女

こんなおじいさんになっていたんですね(笑)

でも、お2人とも50年前とは別の輝きを放っています。

話は『Amour』に戻りますが、ほんとうにほんとうにつらいんです。

こんなつらい話がなぜ、「愛」というタイトルなのか、観終わったあとも

ずっと考えてしまうくらい、心の奥深くに残る映画です。

そしてずっとずっと考えて、やはりこれは妻と夫の間の愛が描かれている映画なんだわ

なんて思い始めました。

壊れていく妻、在りし日の美しい姿と入れ替わりながら、介護する夫もまた年老いて痛々しいのですが

2人の間には長い人生を共に歩んできた深い深い信頼関係と愛があったのだと。

こんな時間差で感動が襲ってくる映画は初めてです。

夫と一緒に行けばよかったな、、今になって残念に思います。


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