京都 町屋リフォーム

今週は京都のリフォーム会社アンビアンスさんのはからいで
素敵な町屋リフォーム現場を見せていただきました。

京都のど真ん中でお仕事されているので、やはり町屋などを工事されることも多いようで
まさにうなぎの寝床な、まだ「おくどさん」(かまど)が残っているような
江戸時代からの建物も珍しくないようです。

まず最初に行ったのは清水のふもとにある河井寛次郎記念館。
書や陶芸、彫刻など今でいうマルチな才能でさまざまな芸術作品を残した
河井寛次郎のアトリエ兼住居が現在記念館となっています。
1937年の完成なので京都としては古くないのですが、とても素敵な建物でした。

自分で作った作品をそこに置く、それが映えるような「しつらえ」の空間づくり・・。
日本人らしいインテリアデザインの粋を感じられました。

寛次郎5

寛次郎10

障子やふすま、建具の位置が今の建築よりかなり低いので、日本人として落ち着く~、という感じです。
窓の高さなども、昔はこれがふつうだったのでしょうが床に座ることを前提に考えられているので
今みると逆に新鮮ですし、なんだか座りたくなるんですよね。畳のうえに。

寛次郎3

そして、北欧で感じた「暗くて 落ち着く」感じがここにもありました。
やっぱり現代はエコエコといいながら明るすぎるのでしょうね。
日の暮れたあとはきっと趣のあるたたづまいになるのでしょう。。
窓辺に座って浴衣着て夕涼み、、が似合いそうなお部屋です。

京都にいた私もちっとも知らなかった穴場です。三十三間堂の近くなので観光のついでにぜひ。




写真 1 (2)

こちらは町屋のリフォームで作られたオリジナルキッチン。
もともとお家にあった古い箪笥を使って作られています。
京都ならでは!実はキャビネットは現代のブルモーションレールを使って簡単に引き出せるようになっています。
使い勝手は良く、でも古くていいものは費用がかかっても残したい。
そういう考えが京都の街並みにも反映されていると思いました。

つづいても骨董関係のお仕事をされている方のお住まい。
こちらはかなりシンプルでモダンなしつらえですが、建具はほとんど
お施主様みずからが探されて古いものを塗装しなおして入れられていました。
すごくいい感じです。

建具1

玄関ドアは前面道路から格子を隔ててひっそりあるのですが、錆をわざとかけて仕上げています。
モルタルのグレーと絶妙。センスですね。

玄関ドア

こちらのお宅はグレーが基調になっていて、ちょっとしたタイルや建具をグレーにして
すっきりまとめられていました。
ソファもグレーでラグでアクセント。
素敵ソファ1
個人的に好きなテイストだったので 写真たくさんとってしまいました

面白かったお宅訪問は アメリカ人で大工でもあるロバートさん。今は骨董商をされています。
築150年くらいだったと思いますが、古い家を購入して ご自分でちょこちょこつけたり足したり
楽しみながらリフォームされています。
玄関に素敵なアンティークな床板が貼られていたので、聞いたら有名なお寺の床材で
大改修の時にわけてもらったそうです。あきらかに味が出てました。

腕とネットワークのなせる業です。

蔵の部分の工事について話をしてくれているロバートさんです。

ロバート

最後に大阪のナサホームさんや津のプラスワンさん、そしてアンビアンスさんと一緒に
どういう提案を心掛けてるかなどなど情報交換会もさせていただきました。
勉強会

わかりやすい図面やパース、ヒヤリングの注意点などなどとっても勉強になりました。
みなさんご準備ありがとうございました。
すばらしいお部屋づくりのお手伝いの陰になみなみならない努力と工夫がつまっていました






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